 |
|
 |
|
シャナヒーは、ヨーロッパに古くから伝わる伝承音楽の美しさに惹かれ、1998年4月に結成しました。
主にアイルランドやスコットランドなどケルト音楽、スウェーデンやノルウェーなど北欧の伝承音楽(traditional folk music)を独自のアレンジで演奏するグループとして活動してきました。
長い歴史を通して歌い継がれてきた音楽には、いつもその時代に生きた人々のメッセージが込められ、そのメロディーは豊かな詩情に溢れています。
その詩が語るのは、日々の出来事、恋愛、戦争の苦しみ、別れ、希望・・・
日本人である私たちにとっても、人間の感情には、時代も国境も関係ないのだと感じさせられます。
まだあまり知られていないけれど、心の琴線に触れる素晴らしい音楽をたくさんの人々に伝えていきたいとの思いから、グループ名をシャナヒー(ゲール語で語り部の意)と名づけ、歴史的背景のある伝承曲や物語歌、各地に伝わるダンス音楽をレパートリーとして、ホールを中心に、美術館や植物園、野外、プラネタリウムなど様々なスタイルで演奏し、語りを交えた物語コンサートなども定期的に企画してきました。
2013年作の3rdCDより一気に北欧色を強め、現在はスウェーデン、ノルウェー、フィンランドなど北欧の伝承曲を軸に、ハーディングフェーレやカンテレ、ハルモニウム(足踏みオルガン)などの伝統楽器も登場してファンタジックな世界を構築。
2016年より、それまでの活動で引き寄せられるように出会った個性溢れる4人の歌い手たちと、北欧の物語歌に焦点をあてたコラボユニット「シャナヒー&アンニコル」をスタート。
伝承音楽をべースにトラディショナルのみに留まらない世界観のあるサウンドで、北欧の森へと誘います。
|
|
 |
|
 |
|
 |
【近年の主な活動 】
2005年、1stCD「Sally Garden」を北欧音楽専門レーベル、ノルディック・ノーツより発売。
2007年、北欧神話をモチーフにしたPlaystation2「オーデンスフィア」主題歌とエンディング曲を担当。
2008年ザ・フェニックスホール・エヴォリューションシリーズvol.47にて、コンサート「青の時間」開催、
朗読と北欧音楽とのコラボレート作品 「赤い蝋燭と人魚」(小川未明)を発表。
2009年、2ndCD「time blue」を北欧トラッド専門レーベル、ノルシェーンより発表。
2010年、メイシアター・ワールドミュージックシリーズvol.103にて、「Scotland's tale」と題し、スコットランド音楽と歴史の物語コンサートを発表。
富田林市すばるプラネタリウムにて、「銀河鉄道の夜」を題材に、夏の星空とケルト音楽のコラボレーションコンサートを製作。
2011年、メイシアターの依頼で「平和」をテーマにケルト音楽のものがたりコンサート「ケルト音楽の旅路」を製作。
ノルウェーから伝承音楽のデュオ「Sudan Dudan」を迎え、物語歌をテーマにしたジョイントコンサートを行う。
ケルト音楽のコンサートを行う傍ら、リードオルガンを用いた「北欧スタイル」での北欧音楽の演奏も定着。
毎年、北欧白夜祭や北欧音楽ピクニック、フィドルフェスティバルなど様々なイベントにも多数出演、スウェーデンの笛奏者、ヨーラン・モンソン氏やスコティッシュ・フィドラー、クリス・ダンカン氏らと共演。
演劇や映画とのコラボレーション、TV-CM放映など。
2013年、3rdCD「Ljus」 2016年より、4人の歌手と共に、北欧の物語歌に取り組む「Shanachie&Annikor」を始動。
器楽編成のシャナヒーと並行に活動の幅を急速に広げている。
2015年、この5年間の曲をまとめた、初の器楽集「She was under the tree」をリリース。
2016年オーディンスフィア レイヴスラシル(PS3/PS4アクションRPG)の主題歌、エンディング曲を制作。
2018年、初の器楽集4thCD「She was under the tree」発売
TVCM、映像などの音楽を手がけ、海外アーティストとも多数共演。
シャナヒーのCDの他に、3枚のコンピレーションアルバムに参加、発売している。
シャナヒーの過去の活動歴はこちら |
photo by Yumi Nishino
 |
 |
みどり
フィドル・ハーディングフェーレ |
幼少の頃よりバイオリンを始め、クラシックを中心に音楽に親しむ。 高校生の時にバイオリンは休止、普通の大学に進学、普通のOLに。
その後10年楽器を触ることすらなかったが、深い絶望のなかに居たときに路上演奏されていた普段着の音楽に出会い衝撃を受け、再び楽器を手に。
以降欧州を中心としたフィドル音楽の習得を始める。
2002年、「Craic」(現在は解散)に加入。
2005年より「Shanachie」に加入。
2012年 長らく憧れていたハーディングフェーレに出会い入手、ただいま勉強中。 ジャンルやカテゴリーにとらわれない「聴いて、演奏して、気持ちいい」音を日々追求している。
HP 薫風 blog 薫風 |